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2010/07/14

Human Smoke 3

NYT 1935年5月19日
 ワシントン広場公園から出発した1万人のデモ隊が五番街を行進した。だれも戦争と文明の両立を許さない、だれも日本とは友情を結べない、というプラカードを掲げていた。自由と平和の国際婦人同盟は、「軍人墓地」の隊形で行進していた。白い墓標の立った芝生の墓を象った一種の山車が出ていた。一組の母子が傍らで悲嘆にくれている様子を見せていた。スローガンに曰く、栄光はどれほどに値するか?
 行進の指導者のなかに二人の著名な宗教家がいた。ーコミュニティ・チャーチ(ガンジーの崇拝者)のジョン・へインズ・ホームズと、フリー・シナゴーグのラビ、スティーブン・ワイズである。そのほか、色々な教派のリーダー、クウェーカーの一団、赤旗を掲げた社会主義者たちがいた。一匹の犬が、「わたしは軍用犬にはならない」という看板をぶら下げていた。
 デモ隊は21番通りの方へ曲がった。そしてユニオン・スクウェアへ向ってマディソン・アベニューへ出た。そこには秩序維持のため、300人の警官が整列していた。社会主義者のチャールズ・ソロモンが、資本主義は帝国主義を作る、「それが戦争を惹き起こす国際摩擦の温床だ」、と叫んでいた。ジョン・へインズ・ホームズは、戦争になると監獄が満杯になるだろう、と言った。かれは群衆に約束した。
   戦争になっても、わたしは戦わない
   戦争になっても、わたしは志願しない
   戦争になっても、わたしは徴兵に応じない
   戦争になっても、わたしは助けない
   戦争になったら、わたしは反対する
   ゆえに神よ、み力を。
 それは1935年5月18日のことだった。
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